衛生委員会の設置について

皆さま、こんにちは。

すっかり秋の季節になり、葉の色も赤や黄色の彩りが美しい季節となってきました。
さて、本日は衛生委員会の設置についての記事です。

「安全衛生委員会」という言葉を耳にすることがありますが、これは「安全委員会」と「衛生委員会」を合わせたものであり、それぞれの目的が異なります。今回は主に衛生委員会に注目していきたいと思います。

衛生委員会は、業種を問わず、常時従業員が50人以上の事業場で設置が求められます。また、委員長(統括安全衛生管理者、または事業の実施を統括管理する者)、衛生管理者、産業医、衛生に関する経験を有する労働者が主な構成メンバーとなります。

衛生委員会設置の目的は、労働者の健康を守り、心身ともに安心して働ける職場環境をつくるための基本的な方針や対策を話し合う場です。

近年では、長時間労働やストレスによるメンタル不調、感染症対策などへの意識が高まっており、衛生委員会の重要性はますます重要になっています。例えば、委員会での議題として、ストレスチェックの実施とその結果の活用であったり、時間外労働の実態把握から過重労働の防止策などが挙げられます。

委員会は毎月一回以上開催するようにし、委員会における議事の概要を労働者に周知することが必要です。弊社でも、毎月1回の衛生委員会を開催し、その内容を回覧板を通じて全従業員へ共有しています。

今後も、安心して働ける職場環境づくりを目指して取り組んでまいります。

以上、ゆっきーでした。

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