皆さま、こんにちは。
本日は受動喫煙とその対策についてお伝えします。
皆さんの周りではたばこを吸われている方はいらっしゃいますか?
私自身は喫煙しませんが、職場や日常生活の中で喫煙者と接する場面は少なくありません。
「受動喫煙」とは、喫煙していない人が周囲のたばこの煙を吸ってしまうことを指します。煙にはニコチンやタールなど多くの有害物質が含まれ、健康への影響が報告されています。特に肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群(SIDS)の4つの病気については受動喫煙との関連が明らかになっています。日本では、年間約1万5千人が受動喫煙により亡くなっていると推計されています。
こうした、受動喫煙による健康影響を防ぐため、受動喫煙対策を盛り込んだ「健康増進法」が2002年に制定され、施行となりました。
受動喫煙対策のポイントは以下のつです。
1. 多くの施設で屋内は原則禁煙
2.20歳未満の方は喫煙エリアへの立入り禁止
3. 喫煙室がある場合には標識を掲示
たばこの煙による健康被害は、すぐに実感できないこともあり、意識が薄れがちです。しかし、喫煙者・非喫煙者の双方が気持ちよく過ごせるように、ルールを守り、互いに配慮することが大切です。
例えば、喫煙する際には「ここで吸っていい?」と確認するよりも、喫煙室があればそちらを利用するほうが、相手に気を遣わせずに済みます。ちょっとした心配りが周囲の安心につながります。
非喫煙者と喫煙者が、気持ちよく過ごしていけるよう、お互いを思いやる行動を心がけていきましょう。
以上、ゆっきーでした。