心配蘇生法の知識

皆さま、こんにちは。

間もなく雪のシーズンが到来します。本格的な冬になると、寒暖差によるヒートショックなどがきっかけとなり、心筋梗塞や心停止が増える時期ともいわれています。
心停止だけではなく、心臓が止まってしまうような重大な事態は、いつ、どこで、何が原因で起こるか分かりません。
心臓と呼吸が止まってからは、時間の経過とともに救命の可能性は急激に低下します。しかし、心肺蘇生やAEDなどの応急手当を行うことで、救命の可能性はおよそ2倍に高まることが分かっています。
そのため、万が一に備え、基本的な手当の知識を身に着けておくことが大切です。

=========心肺蘇生法の手順==========

①反応があるか確認

②119番通報とAEDの手配を依頼

③胸と腹部の動きから呼吸を確認

④心臓マッサージを行う。強く!速く!絶え間なく!
 ※人工呼吸は「可能な場合のみ」で構いませんが、心臓マッサージと人口呼吸を組み合わせることで効果が発揮しやすくなります

⑤AEDを使用し、指示に従い電気ショックを流す。
救急車が到着するまで、④と⑤を繰り返します

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④の心臓マッサージでのポイントとしては、
場所:胸の真ん中 
強さ:胸が少なくとも5cm沈む強さ 
速さ:1分間あたり100~120回のテンポ 
絶え間なく:中断は最小限に

実際には、救命講習などに参加して体験することで、より確実に自信をもって行うことができます。
弊社でも毎年、社員が救命講習を受講し、万が一に備えております。

以上、ゆっきーでした。

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